Android, iPhone等のスマートフォン向けアプリ開発などの話題を中心に、時事ネタなどを気の向くままに書いています。
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iOSアプリの開発者アカウントが削除された経緯について




※ 現在、アカウントは復元されており、iOS版Wrix(超高機能テキストエディタ)は配信を開始しました!(2021/10/09)
※アカウントの不当削除からの復活、そして再配信(正義の帰還)までの経緯等は こちらのまとめ を参照して下さい。

2018年5月8日に弊社のApple Developerアカウントが削除されました。それに伴い、全てのiOSアプリが削除され、現在ダウンロードができない状態になっております。
大変ご迷惑をおかけしております。

アカウントが削除された経緯を簡単に話しますと、Apple社による度重なるインチキ(詐欺)審査や嫌がらせの様な超長時間審査に対して「正しい審査をして欲しい」旨要求を出した所、それに腹を立てて不当にアカウントが削除されたと考えています。
とても信じられないかも知れませんが、事実です。

現在、Apple社には何度も異議申し立てをしていますが、55日以上完全無視、という不誠実な対応をされております。
その為、Apple社の対応が本当に正しいのかを世に問う為、Apple社のインチキ(詐欺)審査の実態とアカウントが削除された経緯を公開したいと思います。
ただし、文章は長めの為、冷やかしの方は読まずに去って下さい。内容は事実ではあるのですが、話が現実離れしている為、まず理解できないと思いますので。

なお、内容的に信じられない位にApple社の対応がかなり酷いのですが、すべて事実に基いて記載している為、名誉毀損には当たらないと考えています。

2018/11/27 追記
Apple社は異議申し立てを125日間完全無視の不誠実対応の後、「決定は有効である」として異議申し立てを棄却しました。この事により、2019年5月までアカウントの再登録不可が確定しました。
近況報告は、こちら(iOSアプリ配信に関する近況報告) に記載してあります。
Apple社は、現時点でも私どもの著作物であるiOSアプリを「不当に支配」し続けており、「著作権侵害」行為で妨害を続けています。余りにも悪質な為、関係機関に相談しています。

2021/02/25 電子書籍『アプリストア・サバイバル・ガイド – iOSアプリ開発者に必要な「80%超のインチキ審査時代を生き残る為のサバイバル技術」を学ぶ –』の販売を開始しました!

序章

2018年3月の初め頃、既存のiOSアプリ(Wrix, NeoFiler)にサブスクリプション(月額課金)機能を追加する事を決めました。
この兄弟アプリは、見せ方が違うだけで機能はほぼ同じで、ライセンスは完全に同じ内容です。

サブスクリプションのアプリ内課金は、継続課金やキャンセル方法が違う等、通常のアプリ内課金と違う所がある為、以下の様な説明や機能を追加して確認に確認を重ねて購入させる必要があります。

  1. アプリの概要(説明文)にサブスクリプションの説明と利用規約を追加する
  2. サブスクリプションのアプリ内課金購入時に確認画面を表示させる

つまり、アプリにサブスクリプション機能があるのに、上記項目が無い場合は審査を通してはいけない事になります。

通常のアプリの審査の場合、審査が通ればそれで終わりですが、サブスクリプション機能の場合は到達点が明確である為、その分インチキ(詐欺)審査かどうかの判断がしやすい、という事にもなります。特にサブスクリプションのアプリ内課金項目の審査の部分です。

ちなみに、審査申請は毎回Wrix、NeoFilerの順に行っていますが、アプリ内課金項目の審査を含めほぼ100%の確率でNeoFilerの方が先に審査されます。
それならば、と申請順を逆にしても同様にNeoFilerの方が先に審査されます。
本来、先に審査申請する方が優先度が高い訳ですが、それさえも無視で審査順までインチキ(詐欺)という事の様です。

先行してサブスクリプションのアプリ内課金の審査を行う

通常のアプリでもサブスクリプション機能の使用を認められる様になったとはいえ、実際に使用が認められるのかどうかが不明な為、アプリに機能を追加する前に先行してサブスクリプションのアプリ内課金項目を追加し、審査をしてもらう事にしました。

そして、いきなり審査結果が異なりました。

  • NeoFilerのサブスクリプションのアプリ内課金はいきなり審査を通過
  • Wrixのサブスクリプションのアプリ内課金は「ビジネスモデルの変更なので、アプリのバイナリを提出せよ」と言われて拒否(リジェクト)

後でわかったのですが、どうやらWrixの審査の方が正しい様です。しかし、どちらに転んでもインチキ(詐欺)審査であると判断できます。

なぜ、同じ内容のサブスクリプションのアプリ内課金項目の審査がここまで違うのかは不明ですが、インチキ(詐欺)審査が常態化している為、今回もインチキ(詐欺)審査だった、という事だと思います。

後日、NeoFilerのサブスクリプションのアプリ内課金項目の日本語名を変更した所、日本語設定だけWrixと同様に「ビジネスモデルの変更なので、アプリのバイナリを提出せよ」と言われて拒否(リジェクト)される様になりました。つまり、サブスクリプションのアプリ内課金項目は、アプリ提出前に審査を通してはいけなかったのだと判断できます。

Apple社の勘違いにより問題の無いアプリが削除された!

2018年4月に入り、サブスクリプションのアプリ内課金の審査は相変わらずですが、別の問題が発生します。
前年(2017年)のガイドライン変更に合わせてアプリ名を変更したアプリが審査チームの勘違いでストアから削除される事件が発生しました。
アプリ名に金額を付けてはいけない、とガイドラインが変更された為、2017年11月にアプリ名を「Brighter Free」から「Brighter Lite」に名前を変更し、審査を通過しています。
この問題のないアプリがApple社の勘違いにより削除されたのです!

当然、問い合わせましたが、返事はありません。
仕方ないのでバージョン番号だけ変更した無意味なバージョンを審査申請し、嫌がらせの様な超長時間審査を経て4日半後にストアに戻りました。
この事件に関して、Appleからは一切の謝罪はありません。

このアプリは3画面程度しかない簡易アプリです。しかし、審査には32時間かかりました。
本当にそこまで時間をかける必要があったのかは疑問です。
その上で、後日審査ガイドラインを見直した所、このアプリはボリュームボタンの扱いに関して違反していた様なのですが、32時間審査でも見逃された様です。
時間をかける割に重要な所を見逃しており、どこを審査していたのか疑問ですし、放置をしている間に別のアプリの審査をしていた可能性が非常に高いと考えています。

ちなみに、このアプリは、ボリュームボタンの扱いの違反で削除された訳ではありません。

アプリにサブスクリプション機能を追加

その後、2本の兄弟アプリ(Wrix, NeoFiler)にサブスクリプション機能を追加して審査申請します。当然、アプリの更新内容には「サブスクリプションを追加」した事を記載しました。
「アプリのバイナリを提出せよ」という事でサブスクリプションのアプリ内課金自体の審査が拒否(リジェクト)されたままになっているので、アプリ自体を審査申請すればきちんと審査がされるはずです。

インチキ審査との戦い開始(Wrix編)

しかし、上記のサブスクリプションの必要項目が不足している状態なのに何故かアプリは審査を通過してしまいます。
更にWrixについてはアプリの審査は通過するのに、サブスクリプションのアプリ内課金自体の審査がされない、という事が何度も続きました。

Wrixのサブスクリプションのアプリ内課金自体の審査がされなかった理由は、「アプリ内課金機能が見つからなかった」でした。
通常、「アプリ内課金機能が見つからなかった」場合はアプリを拒否(リジェクト)するべきなのですが、アプリは普通に審査を通過してしまいました。

恐らく、アプリの審査後に本来同時に審査をするべき「サブスクリプションのアプリ内課金」の審査を忘れた事に気が付き、苦しい言い訳で「サブスクリプションのアプリ内課金」を拒否(リジェクト)して誤魔化したのだと思います。
酷いですね。

しかも、この「アプリは審査を通過するが、アプリ内課金機能が見つからなかったのでサブスクリプションのアプリ内課金の審査がされない」審査は2回連続で行われました。
この時の審査時間は15分、14分と極端に短く、100画面位あるアプリの審査時間としては異常な短さと判断できます。

なお、審査時の注意点等を記載する「審査メモ」には「アプリ内課金機能の場所」は記載されていたのですが、一切読んでいない様です。
要するに、インチキ(詐欺)審査ですね。それが2回連続なので救いようが無い程酷いですね。

そして、このインチキ(詐欺)審査によりサブスクリプション機能が使えないのにアプリ自体が公開されてしまった為、今後サブスクリプション機能が追加される事が図らずも公表される事になってしまいました。
当然、既存のライセンスの買い控えが起こります。完全に営業妨害、販売機会損失ですね。

サブスクリプション機能に付いては、アプリの更新内容に記載されている為、サブスクリプションの審査をしないでアプリを通してしまうという事は、「App Store審査ガイドライン」の「2.3 正確なメタデータ」の「2.3.1」に違反している事になります。
この2.3.1は「使えない機能をアプリの説明(概要)や更新内容に記載している場合はガイドライン違反」という事が記載されています。
つまり、審査担当自身が「App Store審査ガイドライン」無視の不正な審査をしたという事になります。
加えて、サブスクリプション絡みのガイドラインも無視していますので、少なくとも2つ「App Store審査ガイドライン」を無視したインチキ(詐欺)審査が行われた事になります。

もしこの後でサブスクリプションのアプリ内課金の審査が通過した後、サブスクリプション関連部分が中途半端な状態でもサブスクリプションのアプリ内課金が使えてしまう事になり、問題が発生する事になります。何の為の審査ガイドラインなのかもわからなくなります。
その為、サブスクリプション関連の審査は慎重に行うべきなのですが、通常のアプリ内課金と同様に安易に考えて審査をしたと考えられます。
その前に「アプリ内課金機能が見つからなかった」のにアプリの審査が通っているのはおかしいのですけれどね。

当然、きちんと審査していない事に関して苦情を言いましたが、次のバージョンを審査申請すると前のインチキ(詐欺)審査は帳消しにされてしまう様です。つまり、審査チームに取ってはとても都合の良いシステムになっています。

インチキ審査との戦い開始(NeoFiler編)

対してNeoFilerの場合は何事も無く審査を通過してしまいました。
しかし、この時点ではサブスクリプションに必要な情報と機能が抜けている為、本来拒否(リジェクト)されるべきなのですが、そうはなりませんでした。
更に、既にサブスクリプションのアプリ内課金項目の審査が通過している事もあり、サブスクリプションの必要要件が中途半端なのにも関わらず、サブスクリプションが使える状態でストアで配信がされてしまった事になります。
当然、あってはならない事ですね。その為のガイドラインであり、その為の審査なのですから。
しかも、この中途半端な状態で審査を通過してストアで配信されたのは3回連続です。

ちなみに、「審査メモ」には「サブスクリプション機能が不完全な場合はアプリを却下(リジェクト)して欲しい」旨記載していたにも関わらず、この様な結果になりました。

NeoFilerの場合は、先にサブスクリプションのアプリ内課金項目の審査が通過してしまった為、その後の審査ではアプリ内のサブスクリプションの機能等の審査を正しく行わなった可能性が高いと考えています。
こちらもやはりインチキ(詐欺)審査ですね。

NeoFilerの審査に関しては、審査中にDeveloper-Rejectをして一度取り下げ、修正後に再申請した所、8分後に審査が再開され、4分で審査が終了するという事も発生しています。
サブスクリプションのテストは、テスト環境では1ヶ月が5分で経過する事になります。そして、それを5回継続して6ヶ月分テストする事になる為、テスト(審査)時間は最低でも30分は必要になります。
幾ら再申請とは言え、到底4分で審査ができるとは思えません。
このケースもやはりインチキ(詐欺)審査ですね。

サブスクリプション機能を完全形に修正!

その後、上記のサブスクリプションに必要な情報と機能に関しては、Wrixが一度「App Store Metadata Reject」で拒否(リジェクト)されました。
つまり、ここでやっと正しい審査が行われた訳です。

ここでサブスクリプションに必要な情報と機能に気付いた為、きちんと追加し、完全形に修正しました。

対してNeoFilerの方は、同じ理由で審査で拒否(リジェクト)されるべきなのにされない為、Wrixと同時に上記のサブスクリプションに必要な情報と機能を追加し、こちらも完全形にしました。

これでサブスクリプション関連で不足していた情報や機能が整ったので、後はアプリとサブスクリプションのアプリ内課金項目が審査を通過すればガイドラインに沿った形でサブスクリプションが使える事になります。

まだまだ続くインチキ(詐欺)審査

そして、アプリ(Wrix、NeoFiler)を再申請します。
同時に「審査メモ」には再度「サブスクリプション機能が不完全な場合はアプリを却下(リジェクト)して欲しい」旨記載しました。

アプリの更新内容には何度も「サブスクリプションを使える」旨記載されているのに使えない状態が続いて赤っ恥をかかされている為、更新内容には以下の様に記載しました。

サブスクリプション(月額課金)を使える様に修正しました。
  ただし、Apple社によるアプリ審査が正しく行われた場合のみ使用可能です。

それでもまだまだインチキ(詐欺)審査は続きます。

サブスクリプション不適格!?

アプリ(Wrix)が審査を通過した後、「サブスクリプション不適格」という判断でサブスクリプションのアプリ内課金項目がリジェクト(却下)がされました。
なぜ「サブスクリプション不適格」なのかが不明な為、その説明責任を果たしてもらうべく問い合わせをしましたが、回答は無く、現時点でも回答は来ていません。
審査結果の説明不足な事は良くありますが、問い合わせても基本無視なので解決しない事も良くあります。

仮に「サブスクリプション不適格」だとして、その場合はアプリの審査を通してはいけないはずです。
この後でサブスクリプション関連部分が中途半端な状態でもサブスクリプションのアプリ内課金が使えてしまう事になり、問題が発生する事になります。そして、何の為のガイドラインなのかもわからなくなります。

対してNeoFilerの方は最初にサブスクリプションのアプリ内課金項目の審査が通過していた事もあり、そして今回も普通に審査を通過した為、既にサブスクリプションがガイドラインに沿った形で使用できる状態になっています。
この様な状態なのに、兄弟アプリのWrixが「サブスクリプション不適格」なのはどう考えてもおかしいです。
インチキ(詐欺)審査だからこそなせる技という事でしょうか。

嫌がらせの超長時間審査との戦い

「サブスクリプション不適格」の説明責任要求に関して連絡がない為、仕方ないので数日後にWrixのみバージョン番号だけを変更した無駄なバージョンを申請しました。
これが5月の連休に間に合わせる最後のチャンスでもあります。

しかし、また普通にアプリだけが審査を通過してしまいます。
この時点で審査ガイドラインの2.3.1違反ではあるのですが、その後に行われたサブスクリプションのアプリ内課金の審査が終わりません。
次の日も終わりません。
そしてその次の日も…。
結局、Wrixのサブスクリプションのアプリ内課金の審査は131時間(約5.4日)もかかりました。

アプリ内課金項目は、タイトル、値段、期間等の「ただの情報」であり、アプリと組み合わさって初めて効果が出るものです。つまり、アプリと一緒に審査をしないといけない事になります。
そして、この「ただの情報」に本当に131時間(約5.4日)という異常な超長時間審査を行う必要があったのか疑問です。その為、嫌がらせと判断しました。

当然、審査が終わらないので「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせをしました。終わるまで毎日です。
Apple社の日本語サポートにも問い合わせフォームから再度問い合わせる様に言われたからでもあります。
それでも、アプリ内課金の審査の事を問い合わせているのに「アプリの審査は終わっているよ。最大24時間でストアで公開されるよ」というトボけた回答もありましたが、基本回答は無く、無視でした。
しかも、回答はno-replyメールアドレス(回答不可のメールアドレス)で送られてくる為、回答の内容が間違えていたとしてもそれを指摘する事ができません。その為、再度Webフォームから問い合わせをし直す事になります。

長かったサブスクリプションの審査が終了

インチキに次ぐインチキのインチキ(詐欺)審査に悩まされながら約2ヶ月かかってやっとサブスクリプションが使える様になりました。既に5月の連休中です。販売機会損失、営業妨害ですね。
ここまで両アプリのインチキ(詐欺)審査率は5回中4回インチキ(詐欺)審査なので驚異の80%以上です!
完全にインチキ(詐欺)審査が常態化していると考えられます。

サブスクリプション不適格」という判断だったのに、バージョン番号だけを変更して審査申請すると、(サブスクリプションのアプリ内課金の超長時間審査はありましたが)何事もなかったかの様にサブスクリプションが使える様になりました。
サブスクリプション不適格」というのは一体何だったの?という事になりますが、説明責任は果たされないままです。

本当に131時間かかる程審査が混んでいたのか?と疑問が残ります。
そこで、審査の平均時間を公開しているサイトで当時の審査時間を調べた所、2018年5月1日は、1.5日と余り混んでいません。
つまり、高確率で嫌がらせの超長時間審査だったと判断できます。

新たなる戦い

インチキ(詐欺)審査再び!

2018年5月5日
度重なるインチキ(詐欺)審査を乗り越えてやっとサブスクリプション機能が使える様になった為、次はサブスクリプションの販売数を増やすべく、サブスクリプション専用機能を追加したバージョンを兄弟アプリ(Wrix、NeoFiler)2本を同時に申請を行いました。アプリがクラッシュする問題修正もある為、同時に特急審査を申し込みました。

1本目(NeoFiler)が審査されましたが、「App Store Metadata Reject」で拒否(リジェクト)。
理由は、「アプリの概要(説明文)にサブスクリプションの説明が見つからない。プライバシーポリシーのリンクが設定されていない。もしあるのであれば場所を教えて欲しい。」でした。
しかし、サブスクリプション関連の説明文言は4月中に既に追加しており、審査を通っています。そして、プライバシーポリシーのリンクは1年以上前から設定してあります。どちらもない訳がありません。
つまり、またしてもインチキ(詐欺)審査です。

すぐにResolution Center(問題解決センター)に指摘されたサブスクリプションの項目の場所を記載し、再度審査申請を行います。
拒否(リジェクト)時のメッセージに「もしあるのであれば場所を教えて欲しい。」という時はきちんと調べていない事が多いと判断しています。自信がないのでしょうね。きちんと審査をしていないだけに。

嫌がらせの超長時間審査再び

その後、1本目(NeoFiler)の再審査が開始されます。
しかし、今度は審査が終わりません。特急審査を申し込みますが、拒否されました。

2本目(Wrix)は審査申請後24時間と少し経過後に審査が開始されましたが、特急審査を申し込んでいるので、それを考慮すると審査開始が遅いです。
しかし、こちらも審査が終わりません。

審査のノルマ!?

アプリの審査には「審査申請後24時間以内に審査開始を行う」というノルマがある様で、大抵は24時間以内に審査が開始される感じです。
数年前のWWDCでApple社の副社長が80%程度が24時間以内に審査開始されている、と発言していた事から、暗黙のノルマがあると考えています。実際その様な感じです。

時間のノルマがあるのは審査申請後から審査開始までで、それ以外は無いと考えています。つまり、審査を開始してしまえば審査時間はいくらでもかけて良い、という事になります。

そうなると、24時間以内に審査開始ノルマを達成する為だけにステータスを審査中(In Review)に切り替え、そのまま放置して別のアプリを審査すればノルマを達成した事にできます。ノルマの形骸化ですね。
ステータスを審査中(In Review)に切り替えた後、別のアプリを審査している時は放置審査ではなくただの放置だと考えています。

この審査開始24時間以内ノルマ達成テクニックは、特に審査が混んでいる時は顕著に現れていると見ています。
アプリを複数本同時に審査申請した際には、まず1本だけ審査を行い、残りは後日、とかは普通にあります。
ただし、審査順は申請順を無視して、簡単に終わりそうなもの選んで審査している感じです。

加えて、後日行われる残りのアプリの審査は極端な短時間審査が多いと感じです。
つまり、複数本審査申請した際は、2本目以降は優先度が下げられている為、実際の審査は極端な短時間でやっつけ審査をしていると考えられます。

そして、今回の場合、1回目がインチキ(詐欺)審査だった為、再審査の際には優先度が下げられており、その為、審査時間がかかったと判断しています。
そして、2本目は更に優先度が下げられていたと判断しています。
そうなると、今回の審査時間が長いのは放置して別のアプリを審査していた為、と考えられます。

ちなみに、数年前からこのノルマ達成テクニックについて疑っており、調査をしてもらった事があります。
当然、「問題ない」という回答で、内部調査なので甘々なのだな、と思った事があります。

えっ、アカウント削除!?

2018年5月8日
この時点で1本目(NeoFiler)は54時間(再審査前の時間を合わせると60時間超)、2本目(Wrix)は41時間かかっており、異常に長い審査時間です。
他の開発者はウチの後に審査申請したのに2時間弱で審査終了しており、その事を考えてもかなり異常な審査時間で、露骨な嫌がらせであると判断しました。

1本目(NeoFiler)の先の審査はインチキ(詐欺)審査でしたが、その様な事は関係なくあくまでも再審査なので優先度を下げられた可能性があります。
そして、2本目(Wrix)は1本目(NeoFiler)よりも優先度が低くされる様なので、更に遅くなる、という感じでしょうか。

しかし、クラッシュする問題修正もあるので「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせをしました。Apple社の日本語サポートにも問い合わせフォームから再度問い合わせる様に言われたからでもあります。

この時点でも2本目(Wrix)は最初に送った特急審査要求の回答はありません。
Wrixのサブスクリプションのアプリ内課金の131時間審査の後、無視をしていると考えられます。

そして(返事がないので)再度特急審査要求を送ってから約1時間後の18時頃(現地時間午前2時頃)、「Your app (iOS) status is Pending Contract」と記載された見慣れないメールが届き、iTunes Connectを確認した所、「アプリ一覧」項目が消え、アカウント名に「CLOSED」と記載されているのを確認し、アカウントが削除された事に気付きました。
同時に全てのアプリがアプリストアから削除されました。

この時点で通知メールは何も来ていないのですが、後日再送してもらったメールには、

Apple Developer Agreement(ADP)契約の第3.2条(f)に従い、
お客様は、「アップルのソフトウェアまたはサービスに干渉する行為、本契約の意図、
またはアップルのビジネス慣行(これに限定されるものではありません) 
App Store、B2Bプログラム、またはプログラムの使用または意図された使用を妨げる可能性のある行為」を含むことがあります。
アップルは、あなたのアカウントに関連する不正行為の兆候が文書化されているため、
このセクションに違反したと考える十分な理由があります。

と英語で記載されていましたが、詳細な理由の記載はありませんでした。

1年という期間限定ではありますが、アカウントの再登録を拒否すると記載されており、1年間はこれまで苦労して開発したiOSアプリをApple社の運営するアプリストアで配布、販売する事ができない事を意味します。

図らずもここでiOSアプリが基本的にApple社のApp Store以外で配信できない事の欠点が表面化する事になりました。

インチキ(詐欺)審査について苦情を言った為、超長時間の様な露骨な嫌がらせが開始され、結果的にアカウント削除まで追い込まれたのかな、という印象です。

「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせをしてから約1時間後にアカウントを削除された事を考えると、偶然にしては出来すぎています。
高確率で「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせた事に関して「忙しいのだよ! うるさい!」と一時の感情に任せてアカウントを削除したと考えられます。

本当に「何をしてくれてるの!」という気持ちしかありません。

異議申し立てをする

2018年5月9日
日本語サポート窓口に電話をして相談をし、審査チームに異議申し立てを送りました。

以下の様な異議申し立て専用のWebフォームが存在する時点でそれだけアカウントが削除されるケースが多い事に気付きました。

I would like to "re-instate a terminated developer program"
(私は "終了した開発者プログラムを復活させたい")

異議申し立ては、既存ユーザーの保護を最優先する為、ユーザーが困っている事を前面に出して文章を記載しました。

しかし、55日以上経過した現時点でも一切の回答はありません。「完全無視」という事の様です。
窓口が間違えているという訳ではないです。間違えているという通知もありませんし、兎に角「完全無視」なのです。
※後日、受信通知メールが届きましたので、窓口を間違えている訳ではない様です。

日本語サポート窓口に聞くと「待つしかないですね」と言われます。
それでは「いつまで待てば良いの?」と聞くと「わからないです」との事。
この事に関しては日本語サポート窓口は役に立たない様です。

しかし、日本語サポート窓口に再度Webフォームから問い合わせる様に言われて問い合わせた結果、アカウント削除をされた部分もあるので、日本語サポート窓口に責任が無い訳ではないのです。その事は知らんぷりの様です。
アカウントが削除された後の対応も非常に冷たいものに切り替わり、信じられない人達である事もわかりました。
●●対応ですね。

まとめ

本当はもっと詳細な時系列レポートがあるのですが、長いのである程度端折って記載しました。その分わかりにくい部分はあったかと思いますが、インチキ(詐欺)審査の実態はわかるかと思います。

実際にはWrixの方はインチキ(詐欺)審査が続いてサブスクリプションのアプリ内課金の審査がされずに困っていましたが、NeoFilerの方はアプリにサブスクリプション機能を実装する前にサブスクリプションのアプリ内課金の審査が通ってしまいました。
つまり、NeoFilerの方は最初から最後までインチキ(詐欺)審査でした。

この事により、アプリにサブスクリプション機能を追加した後、サブスクリプション機能が中途半端(必要な情報や機能がない)な状態でアプリがストアで配信されてしまう、という事態が何度も発生しました。

結果的にWrixの方は80%がインチキ(詐欺)審査でしたが、NeoFilerの方は83.3%がインチキ(詐欺)審査でした。
ここまでインチキ(詐欺)審査率が高いと、この様なインチキ(詐欺)仕事が常態化しており、逆に正しい審査をする方が稀なのかも知れません。

審査担当者は名前を名乗りませんが、もし名前を名乗ってくれて統計を取った場合、面白い事がわかるかも知れません。
もしかしたら、インチキ(詐欺)審査率100%の審査担当もいるかも知れません。
流石に100%は無いとしても高確率でインチキ(詐欺)審査を行っている人が半数を超えている可能性もあります。

なぜ開発者アカウントが削除されたのか?

アプリには問題はない。開発者にも問題は無い。
度重なるインチキ(詐欺)審査が続いた為、その分問い合わせの回数が多かったのはあるが、それはインチキ(詐欺)審査や露骨な嫌がらせと思われる超長時間審査に対して「正しい審査をして欲しい」と要望を出していただけである。
もしアプリに問題があるのであれば、アプリの審査でReject(却下)すれば良いだけである。

問題があるのは、審査チームの高いインチキ(詐欺)審査率と露骨な嫌がらせと思われる超長時間審査である。
しかし、この問題を審査チームに指摘するとアカウントを削除され、同時に全てのアプリをストアから削除される、という事態になる。

アプリのインチキ(詐欺)審査率は異常に高く、本当に「App Store審査ガイドライン」に沿って審査する事があるのかも疑問になる位に高確率でインチキ(詐欺)審査である。
平均しても80%以上がインチキ(詐欺)審査である。

その上で、審査チームは、自分達のインチキ(詐欺)審査の実態を隠蔽したいと考えるのは容易に想像が付く。
何故ならば、この事実が解明される事により自分達の立場(仕事)が危なくなるからである。
そして、審査チームには開発者アカウントを削除する権限がある。
それであれば、このインチキ(詐欺)審査の事実を知るアカウントを削除して黙らせれば良い、と考えるであろう事は容易に想像できる。

そして、アカウントを削除するべく露骨な嫌がらせを行い、苦情を言わせ、それに関して Apple Developer Program License Agreement (“ADP Agreement”) Section 3.2(f) を盾にいきなり削除したと考えられる。

まとめると、アカウント削除の3点セットは以下の通り。

1. 繰り返されるインチキ(詐欺)審査(確率80%以上)
2. 嫌がらせの様な超長時間審査(最長131時間)
3. 問題ないアプリを勘違いで削除し、謝罪なし

これが一気に来ると普通の人は腹立たしくなると思います。
特に超長時間審査の時に問い合わせても基本無視なので、再度問い合わせをする事になると思いますが、それをするとアカウント削除されます。
本当にこれが正しい対応なのかは疑問です。

それに加えて、以下の様なシステムの致命的な問題があり、自動的に問い合わせ回数が増える事になります。

4. 問い合わせても基本無視の姿勢
5. 超長時間審査等の待ち期間が長い場合でも、それに関する通知は一切ない
6. 極稀に回答が来ても、高確率で回答が見当違い(問い合わせ内容を良く読まず、理解していないと思われる)
7. 返答不可のno-replyメールアドレスによる回答が基本の為、会話ができない
8. 極稀に返答可能なメールアドレスから返答が来た場合、2回程度会話をした後、問題が解決していないのに永久に無視される
9. 大抵の場合、回答時に名前を名乗らない為、責任感を持って対応しない

極稀に回答が来ても返答不可のno-replyメールが基本の為、見当違いな回答の場合でも会話ができず、更に問い合わせる必要が出てくる。しかも、高確率で見当違いな回答なのが現状です。
返答可能なメールアドレスから返答が来た場合は担当者が名前が記載されているが、それでも見当違いな事が多い。そこに来て返答不可のno-replyメールアドレスの時は担当者の名前は名乗らない為、更にインチキ具合が増します。
アプリの審査時もそうだが、担当が名前を名乗らないので、仕事もインチキになりやすいのは容易に想像が付きます。

ここまで来ると本当に開発者(ウチ)が悪かったの?という気持ちにもなります。

他の開発者のケース

他のApple Developer Agreement(ADP) 3.2(f)でアカウントを削除された開発者のケースを調べると、以下の事がわかりました。

  • 審査チームと何度か話しても解決しない場合はアカウント削除(特にガイドラインが変更された後等)
  • 自アプリの自己レビューした場合はアカウント削除(ただし、謝ると許されやすい)

審査チームは、兎に角説明が下手&不親切なのですが、それに関して問い合わせると「うるさいアカウントだな。アカウントを削除するぞ!」という形になる様です。

例えば、ガイドラインが変更されてアプリの数を減らす様に方針転換された場合、アプリ名に金額(Free等)を付ける事が不可になった場合等に問い合わせると、何度か話をした後に露骨な嫌がらせが始まり、アカウントが削除される、というケースがある様です。
大抵は事前通告がある様ですが、ウチの場合の様にいきなりの事もある様です。

審査チームへ苦情を言った場合、嫌がらせの様に時間をかけて細かい審査が繰り返される様になり、アカウント削除まで追い込むという事もある様です。

加えて、すぐに「アカウントを削除するぞ!」と脅してくる審査担当者もいる様です。

自アプリの自己レビューは詐欺行為なので論外ではあるのですが、詐欺行為よりも「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせる方が悪質と考えられている様です。

Apple社の不誠実対応の実態

異議申し立てについて「完全無視」なのは、面倒なのもあると思いますが、審査担当が独断で「うるさいからアカウントを削除!」という形で一時の感情に任せて削除したと考えられ、アカウント削除に関して正当化できない為、きちんとした説明もできないし、他の人は理由も良くわかっていないのだと考えられます。
それであれば「完全無視」した方が度重なるインチキ(詐欺)審査や超長時間という隠蔽したい事実をなかった事にできて都合が良いのかも知れません。
下手に返事をして内部で調査をする事になると立場が危なくなる人が結構な人数いると考えられます。
それであれば、「完全無視」をした方が得策ですね。

その後、Apple社のシステムがアップデートされ、問い合わせる為の「連絡先」ページさえも見る事ができなくなりました。
「連絡先」ページを見ようとすると契約ページが表示されるのですが、「契約する」と送信すると再度同じ契約ページが表示され、契約ページが無限ループで表示される状態になります。
少なくともApple社は未払金があるのに、この仕打ちは余りにも不誠実ですね。

すべての苦情はApple社に言って下さい

ユーザーの方からも問い合わせは来ており、ユーザーが困っている事を前面に出して何度も異議申し立てをしていますが、一切回答はなく、55日以上完全無視です。
ユーザーが困っていようがお構いなし、という事ですね。
不誠実極まりないのですが、これがApple社の審査チームの実態です。

その為、「すべての苦情はApple社に言って下さい」としか言えません。

Apple社の虚偽対応

ちなみに、何度か異議申し立てを送っている間に1度だけ受信通知メールが来た事があります。
次の様な文章が英文で届きました。

App Review Boardにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
あなたが提供した情報を確認し、あなたの控訴の結果をできるだけ早く通知します。

「できるだけ早く通知」と言いつつ25日以上経過しています。
Apple社の「できるだけ早く」が何日の事を指しているのか不明ですが、異常ですし、嘘という事なのでしょうね。本当に不誠実ですね。

Apple社が異議申し立てを受け入れるかどうか

Apple社が異議申し立てを受け入れるとは到底思えません。
既に2ヶ月近く完全無視を貫いており、万が一アカウントが戻った場合にはウチから損害賠償請求をされる恐れがあるからです。
それであればアカウントの有効期限が切れるまで完全無視を貫き通した方が得策だと考えられるからです。

再配信に向けて

この様な状態ではありますが、アプリには何も問題は無い為、すぐにでも再配信をしたいと考えています。
現状、Apple社の審査チームが自らのインチキ(詐欺)仕事を認めさせない限り難しい状態の為、何か良い方法がありましたならばご連絡下さい。

最後に

Apple社の度重なるインチキ(詐欺)や超長時間審査に苦情を言わずに黙っていればアカウントは削除される事はなかったのかも知れません。
しかし、Apple社のCEOはWWDC 2018で「開発者は家族」と言っています。これが家族に対する対応なの?という疑問は残りますが、これがApple社の審査チームの実態です。
審査チームに取っては「開発者は余計な仕事を持ってくる奴ら」という感じなのかも知れません。開発者が家族とか客だは到底思っていません。態度がその様な感じです。

普通に考えると、「審査が遅い=審査担当の能力不足」という事になるのですが、その事について改善する訳ではなく、「早く審査を終わらせて欲しい」と問い合わせるとアカウントを削除して黙らせる方を選ぶ様です。
本当に●●ですね。

審査チームを懲らしめる為に別部署経由で色々やっていますが、審査チームは聖域の部署の様でたどり着く事ができません。
何をしても内部からは文句を言われず、文句を言ううるさい開発者はアカウントを削除して黙らせれば良いのです。
当然、そうなるとお客である開発者に対してもやりたい放題の横暴な態度を取りますよね。実際にその様な感じですし。

本当に●●な審査チームを懲らしめたいですね。

その前に既存ユーザーのサポートをしたいのですが、Apple社がこの様な不誠実対応を継続しており、なかなか難しい状態です。
この様な状態の為、「すべての苦情はApple社に言って下さい」としか言えません。

この文章を読み、誰が本当の悪党なのかを知る人が増えてくれれば幸いです。
そして、●●な審査チームによりアカウントが削除される被害者が減れば幸いです。(その前にApple社が改善すれば良いのですけれどね。まあ無理でしょうね。)

「驕るApple、久しからず」という事だと思います。

しかし、なぜ開発者のサポート窓口はこんなにも劣悪なのでしょうね。
Apple社のインチキ(詐欺)審査率80%以上の劣悪な環境で「君たちはどう生き(残)るか」という事なのでしょうね。

現在、Apple社依存のビジネスを減らす前提で動いております。
この様なApple社の身勝手な判断でビジネスが止められてしまう環境は危なすぎますしね。

最後に、「Appleを見たら時間泥棒と思え」です。

2018/07/03 This post was written by Categories: iOS Tagged with:
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