超高機能テキストエディタ アプリ「Wrix」(iOS/iPadOS版)の配信を開始しました!(Version 5.0)
別次元の超快適なテキスト編集ができる超高機能テキストエディタ アプリ「Wrix」の配信を開始しました!
「Wrix」はApp Storeから無料でダウンロードできます。
– 配信までの経緯 –
– アカウント削除からの復活! –
iOS版Wrixは、2018年5月8日まで配信していました。
しかし、Apple社の「80%超のインチキ・アプリ審査」に対して複数回改善を求めた所、突然開発者アカウントを削除されました。同時に全てのアプリの配信が強制的に止まり、自分のアプリの管理権さえも剥奪されました。明らかにApple社の著作権法違反ではありますが、ここでは特に触れません。
その後、Apple社のこの「不当なビジネス妨害」は約3年2ヶ月間続きました。
この間に「デジタルプラットフォーム取引透明化法」(2021年4月1日)が施行され、法律に則って経済産業省に相談をし、Apple社に問い合わせてもらいました。
それでもApple社は80日以上回答せず、というお得意の「悪意ある遅延行為」を継続しましたが、2021年6月のWWDCにて審査ガイドラインが変更され、そこにはアカウントの復元方法として「改善する内容を送れ」といった事が記載されていました。経済産業省に相談した事が少し効果があったのかも知れません。
早速Apple社に「アカウント復活の為に改善する事」を送りました。
「アプリ審査で思ったような結果にならなくても複数回問い合わせをしない」と。
内容がアレですが、事実なので仕方ないです。
別に悪質な事をした訳ではなく、「80%超のインチキ・アプリ審査」の改善を複数回求めただけですので。
この改善内容が通ったのか経済産業省からの問い合わせが効いたのは不明ですが、1週間程度で朝の8時40分頃にいきなり国際電話で英語の電話連絡があり、アカウントが復元されました! 2021年6月22日の事です。
後になって何となく経済産業省からの問い合わせが効いた感じです。国家権力強し、という事かも知れません。
– そして再配信へ(正義の帰還) –
開発者アカウントは戻りましたが、既存のiOSアプリのメンテナンスをする必要があります。
iOSは毎年アプリのメンテナンスが必要になる身勝手なOSです。
しかも、3年以上放置しているので、急いでメンテナンスをしなくてはいけません!
最初に再配信に選んだのは、開発者自身がヘビーで使用するこの「Wrix」でした!
しかし、3年間のブランク、及び先行して機能を実装していたAndroid版Wrixからの逆輸入する形での新機能追加、内部構造修正等、大量にやる事があり、結局、3ヶ月半位かかって、やっと本日再配信する事ができました!
– 旧Wrix (Wrix 1)との違い –
iOS版Wrixの再配信とはいえ、元々App Storeの制限により「買い切りライセンス」にして販売せざるおえなかったアプリです。
後にサブスクリプション・ライセンスを追加した際に「80%超のインチキ・アプリ審査」に遭って改善を求めてアカウントを削除された訳ですが、「買い切りライセンス」は追加料金がもらえる訳ではなく、それで無償のボランティアとして毎年のメンテナンスをする事は難しいです。
「買い切りライセンス」は「一度給料をもらった後、アプリを捨てるまで一生無償で働く事を強要される」と考えればわかりやすいでしょう!
この様に「買い切りライセンス」は、ずっとライセンス未購入の人に売り続けないと破綻するビジネス・モデルであり、いずれ行き詰まるビジネス・モデルである事は明白です。
しかも、「買い切りライセンス」で販売した部分はサブスクリプションで課金してはいけない事になっており、旧Wrix(Wrix 1)をそのまま再配信するのは継続できない事がわかっている為、再配信は旧Wrix(Wrix 1)を進化させた「Wrix 2」という別アプリの形で行う事にしました!
旧Wrix(Wrix 1)のライセンスを購入した方が Wrix 2 で移行する為のプランは現在検討中です。
良いアイデアがありましたならばお知らせ下さい。
– アップデート内容 –
という事で、アプリはWrix 2という新アプリになりましたが、旧Wrix(Wrix 1)からのアップデート内容は以下の通りです。
- iOS15以降対応に変更しました。
- ヘルプ画面、内蔵ブラウザ機能を修正しました。
- Markdownの出力機能を追加しました! (テキストエディタ画面)
- テキストの読み上げ(スピーチ)機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
カーソル位置から読み上げます。読み上げ時は入力状態が解除されますが、再度入力状態に戻す事で読み上げを停止します。
ただし、マナーモード時は音は鳴りません。 - クリップボード履歴機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
複数の同じ内容をペーストする際に役に立つでしょう!
「編集」メニューに機能を追加しました。
ツールバーの「ペースト」ボタンを長押しした際に一覧が表示されます。
テキストエディタ画面でのカット、コピー時にテキストが追加されます。
最大数は100個です。
直前のテキストと同じ場合は登録されません。 - 編集領域内で2本指で左右にSwipeした際に機能を呼び出す機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
デフォルトではドキュメントの前後への移動機能が割当ててあります。
ランチャー設定画面にて呼び出す機能の変更が可能です。
※左右の端でのSwipeとは別です。 - テキストエディタ画面の設定メニューを設定画面に変更しました。 (テキストエディタ画面)
今までよりも楽に設定ができる様になるかと思います。 - Popup/SideViewのナビゲーションバーの背景色を変更する機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
- UIの色設定保存/開く機能にスクロールバー、ソフトキーボードの設定も含む様に機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
- UIのライト/ダーク・モードの色設定を簡単に切り替える機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
スクロールバー、ソフトキーボードの色も同時に変更可能です。 - Outline一覧とCheckMark一覧のSideViewのタイトルをタップする事で編集画面を呼び出す機能を追加しました。 (テキストエディタ画面)
- カーソルの点滅時の視認性を向上させました。 (テキストエディタ画面)
- デフォルトフォントを変更しました。JIS X 2013対応になります。 (テキストエディタ画面)
- ライセンス管理画面をわかりやすくしました。
- ライセンスをサブスクリプションのみに変更しました。
継続したメンテナンスを行う為です。ご理解いただきます様願います。 - ダイアログのボタンの文言を意味がすぐに理解できる文言に変更しました。
- 内蔵ブラウザの実装をUIWebViewからWKWebViewに変更しました。
- 「別名で保存」機能等で文字コード、改行コードを変更して保存後に現在のドキュメントに変更内容が反映されない問題を修正しました。
- UTF-16とUTF-32のファイルの先頭のBOM (Byte Order Mark)を無視して編集する様に変更しました。
- アプリアイコンを黒ベースに変更しました。
- ソフトキーボード上のカーソル操作を見直し、わかりやすくしました。 (テキストエディタ画面)
iPadで2本指で長押し時にテキスト選択を開始する機能を削除しました。
iPhone/iPadで「Space」キー長押し時にテキスト選択を開始する機能を削除しました。
テキスト選択は、選択モードを使用する事で代用が可能な為、カーソル移動専用にしてわかりやすくしました。 - テキスト編集画面のテキスト行位置を微調整しました。 (テキストエディタ画面)
- テキスト編集画面にて行選択した際に改行部分が選択表示されない事がある問題を修正しました。 (テキストエディタ画面)
- ファイル一覧画面にて画像ファイル等がある場合にスクロールがカクカクする問題を修正しました。
画像のサムネイル読込みタイミングをずらしました。 - 英文字入力時に自動的に大文字になる設定のデフォルト値を「なし」に変更しました。 (テキストエディタ画面)
今までは行頭が自動的に大文字になっていました。 - テキスト編集画面の左端にて2本指でスワイプした際のデフォルト値が正しくない問題を修正しました。 (テキストエディタ画面)
- 「検索一致一覧」を表示した際にアプリがクラッシュする問題を修正しました。 (テキストエディタ画面)
- テザリング使用時にUIが下にずれる問題を修正しました。
- 「ファイル」アプリ未対応のアプリから共有機能でファイルを受信した際に自動で別のフォルダに移動する機能が動作しない問題を修正しました。
- Dropboxのライブラリを更新しました。
- Google Driveのライブラリを更新しました。
- OneDriveのライブラリを更新しました。
- 内部処理を修正しました。
– コメント欄に記載する内容のお願い –
アプリのコメント欄に質問、要望などの一方通行なコメントを書かないで下さい。
コメント欄に質問、要望などを書かれましても、答える手段がないため、答えられません。
加えて、必ず見る訳ではありませんので、無意味なコメントになる可能性が高いです。
そのため、質問、要望などはヘルプの問い合わせ窓口からお願いします。