SkyArts.com

Home > Products > Programing tools > MIDP Builder > Ver1.x > 特徴・機能

MIDP Builder
Ver. 1.x

公式サイト企業でもご利用いただいております!

 MIDP Builderは、MIDP(Mobile Information Device Profile)アプリケーション開発ツールです。
 ※MIDPは、J-PHONE、KDDIが採用した携帯電話などの小型機器向けJava言語仕様で、世界標準の仕様です。

 SunのJ2ME Wireless Toolkitではできない以下の機能を提供します。

 本格的な開発を行っている私どもが必要と感じた機能を一通り提供していますので、とても便利に使えるはずです。

 各機能の内容は以下の通りです。

オブファスケーターを使用したファイルの軽量化
   この機能を行うことでファイルが500バイト以上も軽くなるときがあります!ダウンロード時間の短縮、および通信費の節約に効果的!
 オブファスケーターによる最適化は、SunのJ2ME Tech Tipsでも紹介されています!

J-PHONE、KDDIなどの拡張APIを使用したビルド
   J2ME Wireless Toolkitでは正常にビルドできませんが、MIDP Builderはできます!

外部Classファイルを使用したビルド
   J2ME Wireless Toolkitでは正常にビルドできませんが、MIDP Builderはできます!

KDDIのKJXファイル作成
   KDDIのezplusアプリケーションファイルであるKJXファイルを作成できます。

ビルドしたKJXファイルへのCRCチェックバリュー付加処理
   作成したMIDPアプリケーションをKDDIの端末にダウンロードさせる時に必須の処理です。
 KDDIのezplus開発ツールにはこの処理を行う機能は付いていませんが、MIDP Builderには付いています!

KJXファイルを作成する前にJADファイルに属性を追加 (v1.1.1から追加)
   この機能は、MIDPの仕様とKDDIの仕様の違いを補完するものです。
 この機能を使用すれば、KDDIの一部端末でJ2ME Wireless Toolkitで作成したJADファイルをそのまま使用できない問題を解決することができます。

外部エミュレータの起動
 

 J2ME Wireless Toolkit、J-PHONE、KDDIのエミュレータを含む外部エミュレータを引数付きで起動できます。バッチファイルなども呼び出せます。
 ※外部から呼び出して使えるエミュレータのみ使用可。


ビルド後のファイルサイズ表示
   ファイルサイズに制限のある環境向けに開発を行う際には必要な機能です!

JAD、MANIFESTファイルをUTF-8にエンコード(J-PHONE向け機能)
   J-PHONEの端末上でMIDlet名に全角文字を使用する時に必要になる機能です!

 MIDP Builderを使用しないときの開発では、オブファスケーター処理、外部エミュレータ起動、KJXファイル作成、CRCチェックバリュー付加処理などは、コマンドラインや複数のツールを使わなくてはなりません。加えて、ファイルの軽量化のためにオブファスケーター処理を行うとファイル名とJARファイルのサイズが変更されてしまうため、JAD、マニフェストファイルの内容を手作業で書き直す必要があります。KDDIの端末向けにはこれら上記の作業に加えて、KJXファイルを作成する前にJADファイルに一部属性を手作業で付け加えなくてはなりません。
 しかし、MIDP Builderはこれらのことを自動的に行うため、本格的な開発を始めてみればMIDP Builderの便利なことを実感できるはずです!!
 MIDP Builderは、公式サイト企業を含む数多くの企業に納入実績があります! MIDP Builderの便利さをご理解いただいた証であると考えております!

 MIDP Builderは、基本的にJ2ME Wireless Toolkitで作成したプロジェクトを使用します。そのため、J2ME Wireless Toolkitでプロジェクトを作成した後に非常に便利に使用できます。
※J2ME Wireless Toolkitのプロジェクトを使用するのは、JAD、マニフェストファイル、ディレクトリ作成機能を利用するためだけです。そのため、JAD、マニフェストファイル、ディレクトリ作成ができる知識があればJ2ME Wireless Toolkitを使用しないでも利用できるようになります。

 現在、起動回数限定バージョンがダウンロードできますので、MIDP Builderの便利さを理解するためにも是非ご試用下さい!

 

※MIDPによる開発、およびJ-PHONE、KDDI向けの開発方法、J2ME Wireless Toolkitの使用方法などに関しては、私どもSkyArtsの代表である「米川」が執筆し、近日発売予定のMIDP開発本を購入して学んで下さい。

 なお、DoJa(iアプリ)開発を行うDoJa Builderとは姉妹製品となっています。

※チェックバリュー付加処理だけを行いたい場合は、私どもSkyArtsがJavaで開発した「CRC4KDDI」というフリーのアプリケーションを使用してみて下さい。KJXファイルに限らず、 PNGファイルなどにもチェックバリュー付加処理ができます。

 

-システム要件-
 MIDP Builderを使うためには以下のソフトウェアが必要です。

 ※現在のところWindowsでしか動作確認をしていませんが、設定ファイルの書き換えでWindows以外にも対応できる作りになっています。 ただし、私どもではWindows以外のOS上ではテストをしていません。


ご意見、ご要望をこちらのアドレスまでお寄せください。
Copyright(C) 1997-2010 SkyArts.com. All Rights Reserved.