MIDPアプリケーションの新規作成
MIDP Builder 1.xにおいてMIDPアプリケーションを新規作成することは少し面倒な部分がありましたが、MIDP Builder2はそのことを改善するために新規作成機能が追加されました。
※新規作成機能と属性編集機能を追加したことによりSunのJ2ME Wireless Toolkitと置き換えて使用することが可能になりました。
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MIDPアプリケーションに指定する属性の編集
MIDPアプリケーションの新規作成機能と同様にMIDP Builder 1.xにはJAD、MANIFESTファイルに指定する属性を編集する機能がありませんでしたが、MIDP
Builder2はそのことを改善するために属性編集機能が追加されました。
※新規作成機能と属性編集機能を追加したことによりSunのJ2ME Wireless Toolkitと置き換えて使用することが可能になりました。
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プリプロセッサによるソースコードの条件編集機能
MIDP Builder 1.x発表後、プリプロセッサ機能のご要望を頂いたため、期待に沿うべくプリプロセッサ機能を追加しました。プリプロセッサ機能に関しては説明するまでもないでしょう!
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コンパイルオプション指定
J2SDKのバージョンによる違いを吸収するためにはユーザーにオプションなどを指定できる選択肢を提供することが適切であると考え、javacコマンドによるコンパイル時のオプションを指定することができる様にしました。
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オブファスケーターを使用したファイルの軽量化
この機能を行うことでファイルが500バイト以上も軽くなるときがあります!ダウンロード時間の短縮、および通信費の節約に効果的!
オブファスケーターによる最適化は、SunのJ2ME
Tech Tipsでも紹介されているお勧めの方法です!
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ボーダフォン、KDDIなどの拡張APIを使用した開発
純粋なMIDP APIだけでなく、ボーダフォンのVアプリ、KDDIのezplusなどの拡張APIを使用した開発を行うことができます。
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外部Classファイルなどのライブラリを使用した開発
サードパーティー製などのClassファイルだけ配布されている様な外部Classファイルを使用した開発ができます。
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JAD、MANIFESTファイルをUTF-8にエンコード
ボーダフォンのVアプリにおいてアプリケーション名を日本語で指定する場合、ファイルの文字コードをUFT-8に変換する必要があります。この機能はそのUTF-8への変換を行う機能です。
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KDDIのKJXファイル(ezplusのファイル)作成
KDDIのezplusとして使用するKJXファイルの作成ができます。
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ビルドしたKJXファイルへのCRCチェックバリュー付加
KDDIの端末にezplusをダウンロードする際、CRC(Cyclic Redundancy Check)という処理を行います。この機能はezplusを端末で走らせる場合に必要な機能です。しかし、KDDIの公式ツールにはこの機能は付加されていないため、何らかの形で処理を行う必要があります。
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KJXファイルを作成する前にJADファイルに属性を追加
KDDIの仕様とMIDPの仕様との違いを吸収するための機能です。この機能を使用することでKDDIの一部の端末で出ている原因不明のezplusが動作しない現象を回避することができます。
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外部エミュレータの起動
J2ME Wireless Toolkit、ボーダフォン、KDDIのエミュレータを含む外部エミュレータを引数付きで起動できます。バッチファイルなども呼び出せます。
※外部から呼び出して使えるエミュレータのみ使用可。
また、MIDP Builder2からの機能として複数のエミュレータを登録して起動することができます。この機能を利用すれば外部コマンドなどを呼び出して処理させることも可能でしょう。
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ビルド後のファイルサイズ表示
ファイルサイズに制約のある環境向けに開発を行う際に必須の機能です。また、KDDIの端末の様にダウンロード時に使用するWebページにファイルサイズを記載する必要がある場合にも有用です。
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